2012年12月20日

地理院DEMをdcm形式へ(1)

国土地理院の10mメッシュDEMは,基盤地図情報(標高)プラグインでカシミール3D用に変換できますが,ファイル数が多くなる(2次メッシュ単位(=1/25,000地形図図幅単位))ので,管理が面倒だと感じるときがあります。

そこで今回は,この地理院の10mDEMの富山県全体を含む範囲を,1つの.dcmファイル(圧縮された標高データ)に変換する方法を載せておきます。

今回紹介する変換には,TNTmipsのプロ版(約80万円)が必要ですが,自分用の備忘録も兼ねているので,持っていない方,ごめんなさい。

まずはTNTmipsの日本代理店のホームページからDEMをダウンロードします↓。
a_ダウンロード.gif

富山県全体を含む2次メッシュの矩形範囲(私はこれを「小富山」,「ST」と呼ぶ)のDEMファイル群です↓。77個あります。
b_生rvcファイル1.gif

TNTmipsで全てを表示したところです↓。
b_生rvcファイル2.gif

ひとつの画像の範囲情報です↓。地理院オリジナルと同じ,JGD2000測地系の経緯度座標系です。
b_生rvcファイル3.gif

モザイク(接合)用コントロール窓(Input)です↓。
c_モザイク1.gif

モザイク用View窓です↓。
c_モザイク2.gif

モザイク用コントロール窓(Output)です↓。
c_モザイク3.gif
元データは浮動小数点ですが,カシミール3Dへは16bit整数で渡すので,ここで16bit符号なし整数を選びます。

新しいファイルを作り(地理院dem10.rvc),デフォルトのMOSAICというオブジェクト名を指定します↓。
c_モザイク4.gif
[OK]を押します。

はい,接合できました↓。
c_モザイク5.gif

接合後の画像範囲と行列数を表示して↓,ハードコピーを取ります。後で必要です。
c_モザイク6.gif

(2)へつづく




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2012年12月15日

簡易オルソ作成フロー

フローチャートができたので載せておきます↓。

簡易オルソ作成フロー_8p.gif

これを見ながら手順書の目次を作ります。
posted by Dr.koba at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | TNTmips (有料GISソフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

内部標定と相互標定

「TNTmipsによる簡易デジタルオルソフォトの作成手順」を書き始めてさっそく壁にぶち当たりました。

私は普段はTNTmipsを英語版メニューで使っているのですが,マニュアル書は日本語版メニューを使って書こうと思い,日本語表記のメニューを眺めていたら,重大な誤訳に気付いてしまいまいした。

オルソ変換部分の英語版メニューです↓。
英語メニュー.gif

同じ部分の日本語版メニューです↓。
日本語メニュー.gif

写真測量の分野では,通常,
・interior orientationは内部標定
・relative orientationは相互標定
と訳すものだと思っていたのですが,こんな訳のわからない日本語になっているなんて,TNTmips歴15年くらいになりますが,全く知りませんでした。

いきなりこれで,執筆意欲が減退しました(苦笑)。

余談)単写真と既製DEMを使う簡易オルソ変換では相互標定は必要ありません。
posted by Dr.koba at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | TNTmips (有料GISソフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする