2024年09月23日

林道法面のドローン撮影がうまくいかない

昨年,一昨年の林道法面のスイッチバック撮影では,機体内蔵GNSS受信機による測位結果が林道上からズレるということはほとんどなかったのですが,今年の撮影現場(昨年,一昨年と同じ現場を1箇所含む)ではよくズレます。

2024/9/18(水)に同僚と試行錯誤した様子です↓。







次回,9/25(水)には,予め飛行経路を法面反対側にシフトさせたミッションも持ち込み,もう一度チャレンジする予定です。


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2024年08月31日

久し振りのクラッシュ

台風10号の影響がなかった2024年8月30日(金)に富山県内の某林道で,Mavic Air 2による林道法面のスイッチバック撮影
https://taffrc.pref.toyama.jp/nsgc/shinrin/webfile/t1_e0e37e4588376f8e701a924d02905dea.pdf
を同僚が主体で行いました。

Litchiによる自動飛行前の写真です↓。
クラッシュ場所.png

飛行中の動画です↓。


Misson Hub - Litchiで作成したフライトプランでは,林道路面の上空を高度を変えながら往復運動させるはずだったのですが,なぜか法面の方へ寄って行ってしまいました。

このあと,ブッシュに近付きすぎたので,ドローンを後退させて障害物を回避するよう指示したのですが,スティック操作によるコントロールが効かず,ブッシュ(葛?)に接触して墜落しました。

スパイク長靴と革手袋で武装して,ササと樹木とツルがはびこる急斜面を登りました。登ったり,降りたり,水平移動したりで探すこと約30分?,私が木を揺らすと,ドローンカメラ映像内のブッシュが揺れる場所が見つかり,木に巻き付いたツル植物(葛?)の先の方にMavic Air 2がぶら下がっているのを発見しました(Air 2の機体はねずみ色で,クラッシュ後は見つけにくいです)。

上り下りに両手でササの稈をつかんで体(約80kg)を支えたので,広背筋が痛いです。
10日ほど前に水泳の飛び込み練習で肉離れを起こした右のふくらはぎを再び痛め,暗ーい気持ちになりました。
マスターズ大会まであと1月,なんとか直したい。

クラッシュの原因は,Mavic Air 2の内蔵GNSS受信機の測位精度が良くないことによるのでは?,と考察しました。

次回は,Mavic Air,Mavic Air2,Mavic 2 PROの3機を同じフライトプランで飛ばして,比較しようと思っています。





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2024年05月24日

GS RTKの背景の衛星写真が表示されない

来週,久し振りに,Phantom 4 RTKでの自動空撮を計画しています。

「機体とリモコンのファームウェアが一致しない」旨の警告が出てもしばらく無視しており,代理店からも,不一致警告は無視していい,と言われたこともあったのですが,しばらく間が空いたので,この際ちゃんと取り組もうと思い,
(1)PCと機体
(2)PCとリモコン
をUSB接続し,DJI Assistantでファームを更新しました。

過去には,バージョン番号と日付が矛盾していたりですったもんだした
https://gpsrsgis.seesaa.net/article/491832315.html
こともありました。

結局,機体もリモコンも,日付が戻る?(ダウングレード?)ようなことになりましたが,両者とも2023年9月のもので,ファームウェアの不一致警告は出なくなりました。

ところが,空撮予定地のKMLデータを読み込んでも,背景の衛星写真が表示されません(ファーム更新前からちゃんと表示されなかった)。
DJI社の衛星写真や地図画像の配信サーバに不具合があったのでしょうか?
よくわかりません。

研究室内でKMLを開いたり,屋外でKMLを開いたり,何度も何度もくり返しているうちになんとか表示できました。
一連の画面写真です↓。

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昨日はうまく表示できましたが,今日はどうなるでしょうか?
安定して衛星写真が表示されないと,空撮範囲周辺に障害物があるかどうかのシミュレーションができません。

ドローンは奥が深いですね。
無職になる来年度からは,私物のドローンを目視内で手動で飛ばして楽しみますよーだ。



posted by Dr.koba at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ドローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする