26〜28歳の2年間,JICAボランティアとして働き,暮らしていた,東マレーシアのサンダカンです。
私の勤務先はサバ州森林局本部(サンダカンの中心から6マイルの場所)でしたが,森林関係の他の青年海外協力隊員はセピロク(サンダカンの中心から14マイルの場所)のFRC(森林研究所)に,また,オランウータンの獣医は同じくセピロクのオランウータンリハビリテーションセンターに勤務していました。
森林局本部を表敬訪問した翌日の2025/7/30(水)に,セピロクへ行きました。
Google Earthの画像にキャプションを入れた,セピロクの位置図を示します↓。
RDC(Rainforest Discovery Centre)の空中歩道(Sky Walk)を歩いたついでに,案内看板に導かれて,Sepilok Giant(サバ一番の古木だそうです,H=66.7m)まで行ってきました。
※樹齢800〜1000年とのことですが,どうやって推定したのでしょうか?
証拠写真です↓。
この日は24,000歩以上歩きました。
4月からメンズカーブス富山で筋トレをやっている成果か,途中でバテることなく,何とか歩き切れました(下着まで汗びしょびしょになりましたが)。
Google Earthで「Sepilok Giant」を検索すると,登録されている古木の場所に飛んでくれますよ。
私は胸ポケットに入れていたGoogle Pixel9aをその都度取り出して,内蔵GPSによる位置情報付きの写真を撮ったのですが,100m単位くらいでずれていました。
樹冠下によるマルチパスの影響か,ポケットから出してすぐ写真を撮ったからか,両者による影響かはわかりませんが,正確な位置情報が付与されておらず,少し残念でした。
もしもう一度行く機会があれば,ガーミンの2周波(L1+L5)ハンディGPSである,GPSMAP67を個人で購入して持って行きたいと思います。
ただ,LCCによる旅行は機内持ち込み7kgまで,という制限があるので,何を持って,何を置いていくかの取捨選択が難しいです。
今回はアクションビデオカメラ(DJI OSMO Action4)を持参し,動画を撮りまくりました。
FRCのGIS&リモセン部門の研究者と少し話をしたのですが,現地ではドローンの最高飛行高度は120m(日本は150m)で,樹木の樹高が高い(50〜60mとか普通にある)ので,飛行空域が垂直方向に狭く,なかなか困難だと言っていました。
その部門ではレーザードローン(DJI MATRICE 300 RTK + Zenmuse L1?)を持っており,PPK(後処理)で正確位置決めをしてマッピングをやっているとのことでした(DJI TERRA+ArcGIS)。QGISもちょっと使っているとのこと。

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