以前,林野庁が作成したUAV立木調査マニュアルの存在を偶然知った,という記事を書きました↓。
https://gpsrsgis.seesaa.net/article/472753961.html
マニュアル本体はここ↓
https://www.rinya.maff.go.jp/j/gyoumu/gijutu/attach/pdf/syuukaku_kourituka-2.pdf
このマニュアルのp.69以降には,有料GISソフトのArcGIS+Spatial Analyst(=100万円?)で樹頂点の抽出から材積推定までの行う手法が記載されています。
この有料GISを無料のQGIS(+GRASS?)に置き換えて,QGISモデラー?での自動処理と,マニュアル書の作成と,県内への配布をやりました,というのが今回の森林計画研究発表大会での秋田県の発表であったと私は理解しています(森林計画・計測部門での優秀賞受賞)。
あっぱれ!秋田県。
これを他の都道府県でも使えるように一般公開してくれないかしら?
オンラインで受け付けた質問でもそのような要望がありました。
私は林野マニュアルと同じく,有料GIS(TNTmips)を使って材積推定までやり,論文を書きました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfp/53/2/53_69/_article/-char/ja/
いつかQGISでもできるように,手法を構築し,世に問いたいと思ってましたが,秋田県さんが先にやってしまったので,私はほかのこと(マツ枯れAI検出)に専念します。
2024年03月04日
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