2024年02月07日

RTKなしオルソvsRTKありオルソ

某森林組合とのコラボ企画の記念に,M3E(Mavic 3 Enterprise)のRTKなしモードとRTKありモードで撮影した画像から,Metashape Proで作ったオルソモザイク画像を載せておきます(QGISで表示)。

RTKなしのオルソです↓。
RTKなしオルソ.png

RTKありのオルソです↓。
RTKありオルソ.png

地理院ベクトルの富山県森林研究所のフットプリントです↓。
地理院ベクトル.png

RTKなしオルソ+地理院ベクトルです↓
RTKなしーベクトル.png

RTKありオルソ+地理院ベクトルです↓。
RTKありーベクトル.png

RTKありオルソの方が,地理院ベクトルの建物輪郭に近いですね。

M3Eの自動空撮アプリのデフォルトは,Phantom 4 RTK用アプリ(GS PRO)でいうところの2D撮影(直下視+Single Grid飛行)になっているようで,これらのオルソも2D撮影した写真から作ったものです。

M3Eに,Phantom 4 RTK用アプリ(GS PRO)でいうところの3D撮影(斜め視+Double Grid飛行)モードがあるかどうか確認してませんが,もしあれば3D撮影すれば位置精度はもっと向上するはずです。

Phantom 4 RTKの2D撮影と3D撮影の位置精度比較は私の論文を参照してください↓。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfp/55/1/55_23/_article/-char/ja/


posted by Dr.koba at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ドローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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