mapry PC版の無料提供開始という記事へのリンクが,今日(2023/2/3)の林業ニュースに掲載されました。
http://ringyou-news.blogspot.com/
タダなら使ってみようかな?と思って記事を読んだら,iOS用アプリの既存ユーザー限定とあり,何だダメじゃん,と思いました。
その後よく考えてみたら,私の職場の富山県森林研究所にもmapry林業?が入ったiPadがあることを思い出しました。
やることがなくなるほど暇になったら使ってみようかな?
今は年度末の報告書類作成で,mapry PC版で遊んでいる暇はありません。
先日,mapryアプリが入ったiPadで赤色立体地図を見たいという,行政からの要望に応えて,県内民有林全域の市町村別カシミール3D用画像(測地座標系,EPSG:4326)を作成し,それを県庁の職員がkmzに切り出し,iPad上で動作するスーパー地形で見られるようにした,というのは以前書きましたが,
昨日今度は県南西部の出先事務所の職員が来て,ジツタのGNSS測量用アプリ?のARQUE?が入った,Panasonicの堅牢型Androidタブレット(スマホ?)を持ってきて,これで管内の赤色立体地図を見たい,という要望を受けました。
赤色のオリジナルは,JGD2011測地系の平面直角座標系第Z系(EPSG:6675)のGeoTiff画像(24bit)で,東西2000m×南北1500mの国土基本図2500図郭単位なのですが,枚数が多くて,ARQUEに全部を取り込めなかったとのことでした。
私の方で,TNTmipsを使い,
管内全域のモザイク画像を作成し,平成合併前の市町村単位で切り出し,市町村別のGeoTiff画像をエクスポートし,一丁上がり,と思ったら,一番広い福光町がtiff画像の最大容量の4GBを超えてしまい,作成できずにがっかりしました。
気を取り直して,モザイク画像を一度GeoTiff(4GBの壁がないBigTiff形式)でエクスポートし,IrfanView(BigTiffも読める)で減色(24→8bit)し,そのtiff画像をTNTmipsでBigTiff形式でインポートし,8bitの赤色を旧市町村単位で切り出すことにしました。
IrfanViewで減色したあとのtiff画像は,元のGeoTiff画像(BigTiff)の「Geo」の部分(位置情報)が外れてしまうので,インポートした8bitモザイクに,元の24bitモザイクのgeorefオブジェクトをコピーし,位置情報を与え直しました。
今度はうまくいきました。
一番広い福光町の8bit赤色geotiffは,約1.5GBと,普通のTiffの4GBの制限内に収まりました。
とりあえず,管内全域の市町村別赤色を,その職員が持参したSSDドライブにコピーして,お持ち帰りとなりました。
無事,パナのタブレット(スマホ?)でインポートできればいいですね。
今日報告があると思います。
ではでは。
2023年02月03日
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アシストビューワーというソフトで取り込むそうですが,非売品らしいです。私の勤務先にもARUQがあるので,使う権利はあるはず。ソフトはCDーRでもらうことになりました。