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https://gpsrsgis.seesaa.net/article/497481982.html
でも書きましたが,地図ロイドでは2GBを超えるBitmap画像(+hdr)はカスタム地図として読み込めません。
その後,本庁のスーパー地形ファンから,カシミール3Dのマップカッターも2GBを超えるBitmap画像(+hdr)は切り出せないとの報告がありました。
ただし,2GBを超えるBitmap画像(+hdr)は,カシミール3D本体では表示できています。
ネット上には,BMPのファイルサイズの上限は4GBで,
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/file-types/image/comparison/bmp-vs-png.html#:~:text=BMP%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E5%8D%98%E4%BD%8D,%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
プログラム言語(C#)では,「Bitmapクラスで確保できる最大のサイズ(メモリ容量)は2GBのようです。」
https://imagingsolution.net/program/csharp/bitmap_class_max_size/
という記述もあるので,地図ロイドのカスタム地図への変換モジュールやカシミール3Dのマップカッターは,この2GBのメモリ容量の壁に阻まれて,正常に動作しないのではと思われます。
2GBと4GBの壁,覚えておきましょう。
ついでに,TIFFファイルの最大サイズも4GBです。
これより大きなTIFFファイルは,BigTiff形式で読み書きする必要があります。
私は,多数の過去のアナログ空中写真からMetashapeでオルソモザイクを作成し,エクスポートする際に,この4GBの壁に時々ぶち当たります。
そのときは,BigTiffで出力するにチェックを入れると,BigTiffで書き出してくれます。
ついでに,kmzファイルの最大サイズは1GBです(多分間違いない)。
1GB,2GB,4GBの壁,覚えておきましょう。
2023年01月27日
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