
富山県と国土地理院との協定に基づき,1270dpiでスキャンした画像データを無償で入手しました(数年前)。
1枚当たりのピクセル数は,12,000×13,000=156,000,000ピクセル=156MP(メガピクセル)になります。
これをMetashape proでオルソモザイク化すると,こんな感じになります。

作成手順はこの文献を参照願います。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfes/32/4/32_32.197/_article/-char/ja/
手動でパンの耳を切り取らなくても,Metashapeが勝手に写真外周部を削除し,うまいこと接合してくれます。
(これは素晴らしい機能だと私は思います。)
Pix4Dmapperは標準ライセンスでは写真1枚当たりの最大ピクセル数が55MP(メガピクセル)であり,
https://assets.ctfassets.net/go54bjdzbrgi/1Gm0UGAZ9WQMSOewk6Kya4/92ecdd27b1ed0cda8fc075aebd5ea9cf/Pix4Dmapper_feature_list_v4.6_Japanese.pdf
上述の156MPの写真画像は処理できません。
今回,Pix4D社のご厚意でラージフレームアドオンを使用さてていただく機会を得て,Metashapeと同じ処理をやってみました。
処理は春にやったのですが,比較記事をアップするのが遅れました。
すいません。
結果としてできたオルソモザイク画像はこれです。

前回の比較記事と同じく,
・テンプレート:3Dマップ
で処理をしました。
Metashapeのオルソモザイクよりも小さなオルソモザイクができました。
パラメータを調整すればもう少し広い範囲のオルソモザイクができるのかもしれません。
機会があればやってみたいと思います。
2021/9/1追記
レポートを上げておきます。
魚津1975カラー_Metashape.pdf
魚津1975カラー_report_P4D.pdf
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