2021年07月06日

地盤高テキストファイルのインポート

以前書いたかもしれませんが,H30,R1,R2の3年間で,富山県民有林のほぼ全域における航空レーザー計測が終わりました。

成果品をコピーして,研究所で保管しているのですが,ここ数年間ずっと,0.5mメッシュのDTM(地盤高モデルのラスタ)をどう作るのが正しいのか,迷っていました。

地盤の高さのデータには,
(1)水域など,生のレーザーデータがない領域を除外したランダムグラウンドファイル(*_grd.txt)と,
(2)生データがない領域を補間して,規則正しく0.5m格子で作った,グリッドデータファイル(*.0.5g.txtまたは *.0_5g.txt)
の2種類があります。

私が作りたかったのは,DTM(DEMとも呼びますが,樹高計測(DSM−DTM)の引き算の相手方として,ここではDTMと書きます)なので,(2)を使うのが正しいのかな?と最近思い始めました。

(1)も(2)も,id, x, y, z, flagが1行ごとに書いてある,カンマ区切りのテキストファイルなので,これをTNTmipsに取り込むには,ベクトルデータのpointインポートモジュールの,3D(xyz)テキストでやるべき,とずっと思いこんでいました。

以前はTNTmipsのサポート担当で,現在は某社におられるFさんに,思い切ってメールで尋ねてみました。そしたらなんと,グリッドデータを使う場合はベクタではなく,ラスタでインポートする,とのことでした。

知らなかった。
TNTmips歴25年くらい?の自分が恥ずかしい!

Fさん,ありがとうございました!

ラスタインポートの設定画面です(ほとんど自分へのメモ)↓。
地盤高txtのimport設定.png

ついでに,3つのDTMの比較画面です↓。
地盤高txtのimport結果.png

(1)ベクタインポート -> TIN(419.3m)
(2)   〃    -> Inverse Distance(419.1m)
(3)ラスタインポート(419.5m)

手法によって,同じ場所でも20〜40cmの差が出ますね。
(樹高計測時には,DTMの作り方によってこれくらい差が出ることを覚えておこう!)

ラスタ方式(3)の方がデータ範囲の東西,南北座標が整数になるので,きれいでいいですね。


ほぼ全県分の民有林DTM(0.5mメッシュ)をGeotiffファイルでエクスポートして,研究所のNASに格納し,もうすぐ完全退職する私の遺産とします。








posted by Dr.koba at 11:55| Comment(0) | GIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: