成果品をコピーして,研究所で保管しているのですが,ここ数年間ずっと,0.5mメッシュのDTM(地盤高モデルのラスタ)をどう作るのが正しいのか,迷っていました。
地盤の高さのデータには,
(1)水域など,生のレーザーデータがない領域を除外したランダムグラウンドファイル(*_grd.txt)と,
(2)生データがない領域を補間して,規則正しく0.5m格子で作った,グリッドデータファイル(*.0.5g.txtまたは *.0_5g.txt)
の2種類があります。
私が作りたかったのは,DTM(DEMとも呼びますが,樹高計測(DSM−DTM)の引き算の相手方として,ここではDTMと書きます)なので,(2)を使うのが正しいのかな?と最近思い始めました。
(1)も(2)も,id, x, y, z, flagが1行ごとに書いてある,カンマ区切りのテキストファイルなので,これをTNTmipsに取り込むには,ベクトルデータのpointインポートモジュールの,3D(xyz)テキストでやるべき,とずっと思いこんでいました。
以前はTNTmipsのサポート担当で,現在は某社におられるFさんに,思い切ってメールで尋ねてみました。そしたらなんと,グリッドデータを使う場合はベクタではなく,ラスタでインポートする,とのことでした。
知らなかった。
TNTmips歴25年くらい?の自分が恥ずかしい!
Fさん,ありがとうございました!
ラスタインポートの設定画面です(ほとんど自分へのメモ)↓。
ついでに,3つのDTMの比較画面です↓。
(1)ベクタインポート -> TIN(419.3m)
(2) 〃 -> Inverse Distance(419.1m)
(3)ラスタインポート(419.5m)
手法によって,同じ場所でも20〜40cmの差が出ますね。
(樹高計測時には,DTMの作り方によってこれくらい差が出ることを覚えておこう!)
ラスタ方式(3)の方がデータ範囲の東西,南北座標が整数になるので,きれいでいいですね。
ほぼ全県分の民有林DTM(0.5mメッシュ)をGeotiffファイルでエクスポートして,研究所のNASに格納し,もうすぐ完全退職する私の遺産とします。
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