2020年04月22日

RTKPOST(Setting1)

RTKPOSTのオプションのうち,Setting1のキャプチャ画像です↓。

このオプションは,パラメータを変えて何度も設定し直す,重要なオプションです

set1_01.gif

Kinematicの方がFIX率が上がる,という説もありますが,静止(static)測量なので,私はStaticに設定します。
set1_02.gif

set1_03.gif

L1,L2,L5の組み合わせが選べますが,DGPRO1-RW(S)が受信した,L1+L2をとりあえず選びます。
set1_04.gif
L1+L2でFIXしない場合でも,L1だけでFIXする場合もあります。

set1_05.gif

移動局(RW(S)の測点)と基地局(地理院電子基準点)の間で基線解析をする際に,両者の時刻差について,前方のタイムラグを許すのか,後方のタイムラグを許すのか,みたいなことを意味していると思うのですが,よく理解していません。
ただ,片方向よりも両方向の方がFIX率が上がるようなので,両方向(Combined)でやってみます。
set1_06.gif

set1_07.gif

エレベーションマスクは内山(2018)にならって25度に設定する。
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シグナル/ノイズ比も内山(2018)にならって35デシベルに設定。
set1_10.gif

set1_11.gif

set1_12.gif

衛星は,とりあえず,地理院電子基準点で受信している衛星群を全部(4つ)選ぶ
set1_13.gif
4衛星群でFIXしない場合,GPSのみにするとFIXする場合がよくあるので,試行錯誤すること。

<Setting2>につづく


posted by Dr.koba at 09:57| Comment(0) | GPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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