RTKCONVでは,Scan Obs Typesにチェックと入れると,L2波のデータもRINEXに変換されました。

RTKPOST(後処理)では,Intervalのチェックをはずすと,処理ができました。

後処理解析結果ファイル(*.pos)をExcelで読み込み,ratioの大きい順,時刻の早い順に並べた画像です。

ratio最大値の999.9がいくつか出ました。
最終時刻の,黄色の塗り潰し行を測位結果としました。
日本時間(JST=GPS時刻+9時間)の13:17から測位を始めたのですが,15時過ぎ(約2時間後)から最大値付近のratio値が出ました。
1時間では足らず,3時間放置して正解でした。

測位結果の経緯度を,TNTmipsのMap Calculatorで変換したところ

測位した三等三角点「栃津」の座標値

測位誤差です。

水平誤算は,√(0.6^2+1.9^2)≒1.99cmですね。
垂直誤差は80cmですね(これは仕方ないのかな?)
後処理解析にあたり,受信機販売元のビズステーションの矢口さんには,社外品のRTKLIBのパラメータ設定を含めてサポートいただき,大変お世話になりました。
ありがとうございます。
いずれ純粋な森林内(樹冠下)でもテストしたいのですが,真値をどう求めるか,考え中です。
当方,トータルステーションとか持っていません。
何かよいアイディアがありましたら教えてください。