以下のメモは,スマホがファーウェイnova lite(PRA-LX2,Android 8.0)の場合であり,他のスマホでは違うかも。
(1)古いスマホをデータ格納用に使用する場合は,常用スマホ(gmailを送受信する)とは別のGoogleアカウントを取得して使用すること。
(2)SDカートが挿入できる機種でも,無用なトラブル防止のため,SDカードは使用せず,ログデータは内蔵ストレージに格納すること。
(3)Google Playからアプリ(Drogger-GPS)をインストールする。
(4)スマホの設定で,擬似ロケーションを有効化(RWSの取扱説明書参照)すること。
(5)スマホのBluetooth設定で,RWSとのペアリングを忘れるな。
(6)Bluetoothのキープアライブメッセージを送信するをOFFからONへ変更
※RWSでは必要ないかもしれないが,ひとつ前の機種の"RW"では必須
(7)GLONASSをOFFからONに変更
(8)BeiDouをONからOFFに変更
(地理院の電子基準点ではBeiDouを受信していない,これをONにしていると,Bluetooth通信のデータが溢れ,ログデータがスマホに記録できない,すぐ途切れる等々トラブル多発,BeiDouそのもののせいではない)
(9)計測更新レートはデフォルトの10Hzでよい。
(10)ログ採取の頻度はデフォルトの1Hzでよい。
(11)ひとつのログサイズ:5MB→500MBへ変更(例:1時間のRAWデータは約6MBだった)
(12)ログ領域のサイズ:500MB→5000MB(適当に増やしておく)
(13)Rawデータを記録する:OFF→ONへ変更
(14)RWSへの給電は,取扱説明書に書いてあるとおり,。ANKER 社の Power Core+ miniを使用すること。
取扱説明書はここから↓。
https://www.bizstation.jp/ja/drogger/dg-pro1rws_index.html?tab=support_manual
以上,忘れないないように -> 自分
ここまでたどり着くのにずいぶんと時間を消費しました。
販売元のビズステーションさんにもサポートお世話になりました。
というわけで,やっと安定してRAWデータが取れる設定を見つけたので,研究所裏山三角点で,RWとRWSをそれぞれ1時間ずつ静止測位してみました↓。

この写真はRWでの測位中。

この写真はRWSの測位中に,展望台から立山連峰を入れて撮った写真。
RTKLIBでの解析結果は,RW,RWSともに,単独測位結果が出るだけで,FIX解はおろか,フロート解も出ませんでした。
がっかりです。
3脚を立てずに,標柱上に直接置いたのがいけなかったのか,またやってみます。
道は険しい。
3/31で定年ですよ。私