2010年05月03日

測量の基準点の取り込み手順

国土地理院が公開している,基盤地図情報(測量の基準点)
http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html
のカシミール3Dへの取り込み手順を書いておきます。



平成21年9月9日
基盤地図情報(測量の基準点)のK3Dへの取り込み手順

1.データのダウンロード(無印でもGML形式でもどちらでもよい)
http://fgd.gsi.go.jp/download/
※両方とも文字コードはShift-JIS,測地系:JGD2000,座標系:測地座標系

2.ファイルの解凍(Zip→.xml)

3.地理院の閲覧・変換ソフト(FGDV.exe)
http://fgd.gsi.go.jp/tool/2008/FGDV.zip
でデータを表示し,SHAPEでエクスポート

4.TNTmipsでSHAPEファイルをインポート(文字コード:Shift-JIS)
※富山県はTNT Liteで読める,約1,000点
http://www.opengis.co.jp/htm/catalog/tntinfo/tntinfo_tntfree.htm

5.インポートした点データを表示し,ポイントテーブルに計算フィールド(Lat,Lon)を追加し,internalテーブルのY,Xデータを割り当て,make permanentで固定する。

6.Database Tableのエクスポートでポイントテーブルを指定し,CSV形式でエクスポート
※文字コードはShift-JIS

7.CSVファイルをExcelで読み,(1)緯度(dd.dddd),経度(ddd.dddd),名称の3つのフィールドだけの形式,(2)カシミール3DのGPSファイルツールがサポートする14個のフィールドを持つ形式,の2種類のファイル(xlsとcsv)を作成
※K3Dのプラグインはddd.mmss形式のみサポートし,ddd.ddddには非対応

8.GPS Babelで,上記(1)のファイルを変換(csv→gpx)
http://www.gpsbabel.org/

9.K3Dで上記GPXファイルを読み込み,プラグインからCSV形式でエクスポート(3)

10.Excelで(3)のファイルを開き,(2)と合体させ,K3D用14フィールドに再編集し,CSVでもう一度エクスポート(4)

11.K3Dで(4)のファイルを,プラグインでインポートし,アイコンを変更(電子基準点,一〜四等三角点,二等水準点,二等多角点)
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