2024年01月16日

過去写真オルソモザイクをスーパー地形で表示(2)

以前の記事
https://gpsrsgis.seesaa.net/article/502028468.html
には誤りがありました。
元写真が100枚前後のオルソモザイク画像を変換したつもりが,単写真の変換になっていました。

100枚前後のオルソモザイク画像はファイルサイズが大きく,たとえ24bitカラーを8bitカラーパレットに変換してファイルサイズを1/3に減らしても,カシミール3Dで読み込めない(読めないとマップカッターでkmzに変換できない)という問題にぶち当たりました。

TNTmipsで確認すると,元のオルソモザイク画像のセルサイズ(地上分解能)は0.2〜0.25m/pix程度になっていたので,思い切って0.5m/pixに間引くことにしました。

以下,新しい手順
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(1) TNTmipsで,オルソモザイク画像のセルサイズを0.5m/pixにリサンプル
(2)   〃   WGS84LL(EPSG4326)へリサンプル
(3)   〃   でBitmap画像でエクスポート
(4) IrfanViewでカラー24bitを8bitに減色(カラー画像の場合)
(5) シミール3DでBitmapを開き,TNTmipsのレイヤ情報の左上,右下の緯度経度を付与
(6)   〃   マップカッタープラグインでkmzとしてエクスポート(品質80%,10x10面)
(7) スーパー地形が入ったスマホに,kmzファイルをコピー
(8)     〃     スマホのFilesアプリでkmzを選び,アプリで開くで「スーパー地形」を選んで開く
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少しでもファイルサイズを小さくするため,kmzの画質はデフォルトの80%でやる。


過去写真のオルソモザイク画像を現場に持って行けば,森林境界明確化の強力な助っ人になるはず..
私がやっているホームページも参考に↓
https://shinrin-kyokai.jimdofree.com/







posted by Dr.koba at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | スーパー地形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする