次の木曜日に富山県林業カレッジで講師をやる研修(森林境界明確化)用に,CS立体図をGoogle Earthで表示して見せて,研修生にも一人一台のPCで実際にグリグリといじって回して傾けてもらおうと思い,いろいろ試して,何とか表示までこぎ着けました。
サンプル画像3枚です。
手順をメモ
(1)富山県が整備した全県民有林DEMの1区画(0.5mメッシュ,JGD2011測地系平面直角第Z系,国土基本図2500範囲)を用意する(Geotiff)。
(2)QGISのCSMap MakerプラグインでCS立体図を作成する。
(3)QGISで表示中のCS立体図を合成画像のままBMPで保存する。
(4)QGISでBMPを開き,geotiff形式でエクスポートする(CRSとしてJGD2011測地系平面直角座標系第Z系を与える(EPSG:6675))。
(5)QGISでgeotiffを開き,WGS84測地系経緯度座標系(EPSG:4326)にワープ(リサンプル)し,Geotiff形式で保存する。
(6)Google Earth ProでGeotiff画像を開く(開くメニューでGeotiffを選択)。
画像の分解能が高過ぎると警告が出るので,「Super Overlayを作成」をクリックする。
※(5)の途中までは本ブログの過去記事に載ってます。
Super Overlayの278個のファイルたちです。
過去写真のオルソとCS立体図と森林簿と公図があれば,森林境界の再現が近づくと思いますよ。