村上拓彦先生のLitchiの解説(森林計画学会誌)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfp/53/2/53_89/_pdf
には,「Litchiが対応しているのはASCIIフォーマットのみであるので,ラスターからASCIIに変換する(「ラスター→ASCII」を実行)。」
とさらりと書いてあるのですが,具体的な方法が書いてなく,おそらくESRI社のGISソフトからはエクスポートできるのでしょうが,私は持っていない(アンチESRI派)ので,できません。
これはどういう形式なのか,よくわからずに悩んでいろいろ調べて,どうやら,Arc/Info時代の標高データ交換用のフォーマットであることがわかりました(ヘッダ情報+スペース区切りの標高値の羅列)。
私が長年愛用しているTNTmipsではエクスポートできません。
QGISからエクスポートできると書いてあるサイトもありましたが,私が試した限りでは,エクスポートできませんでした。
見つけました。
QGISをインストールすると漏れなくおまけ(失礼)としてインストールされるSAGAがこの形式のエクスポートをサポートしてました。
SAGAについては,約10年前に,マイブームでいろいろいじったことがあります。
興味のある方は,当ブログの右列にある検索窓に,「SAGA」と入力してみてください。
本題です。
予めWGS84測地系の経緯度座標系(地理座標,測地座標,LatLon)に変換したDEM(Geotiff形式)をSAGAで表示し,SAGAからESRIのASCII Grid方式でエクスポートし,さらにMission Hubでインポートするまでの画面10枚です。










いずれ地盤面(DEMの標高値)から数十メートル(スギの最大樹高(約30m)+余裕高)上を飛ぶミッションを作って遊んでみたいと思いますが,とりあえずインポートできないのが悔しかったのでやってみただけです。
読者の皆さんの参考になれば..