8インチのAndroidタブレットの激安品(新古,税込み6,980円)を自腹でイオシスで買いました。
https://iosys.co.jp/items/tablet/android/egbok/simfree/egbok_p803/242552
地図ロイド用にちょうどよい大きさです。
現場へ携行するのに,GarminGPSは画面が狭く,ノートPCはかさばるし,片手で持てる地図ビューア(自作の過去写真オルソやCS立体図も表示できる)としてちょうどよい大きさです。
SIMカードも刺さりますよ。
いずれエキサイトモバイルのSIMを差して動作チェックします。
おまけ)
スーパー地形はユーザー自作の地図画像をサポートしていないのが致命的に残念ですね。
少し古いですが,地図ロイドをすすめるスライドです。
https://drive.google.com/file/d/1tOxZrDHtV43xVybSWoGFrDWdpJlweHHB/view?usp=sharing
2022年06月26日
2022年06月25日
CS立体図をGoogle Earthで表示
次の木曜日に富山県林業カレッジで講師をやる研修(森林境界明確化)用に,CS立体図をGoogle Earthで表示して見せて,研修生にも一人一台のPCで実際にグリグリといじって回して傾けてもらおうと思い,いろいろ試して,何とか表示までこぎ着けました。
サンプル画像3枚です。
手順をメモ
(1)富山県が整備した全県民有林DEMの1区画(0.5mメッシュ,JGD2011測地系平面直角第Z系,国土基本図2500範囲)を用意する(Geotiff)。
(2)QGISのCSMap MakerプラグインでCS立体図を作成する。
(3)QGISで表示中のCS立体図を合成画像のままBMPで保存する。
(4)QGISでBMPを開き,geotiff形式でエクスポートする(CRSとしてJGD2011測地系平面直角座標系第Z系を与える(EPSG:6675))。
(5)QGISでgeotiffを開き,WGS84測地系経緯度座標系(EPSG:4326)にワープ(リサンプル)し,Geotiff形式で保存する。
(6)Google Earth ProでGeotiff画像を開く(開くメニューでGeotiffを選択)。
画像の分解能が高過ぎると警告が出るので,「Super Overlayを作成」をクリックする。
※(5)の途中までは本ブログの過去記事に載ってます。
Super Overlayの278個のファイルたちです。
過去写真のオルソとCS立体図と森林簿と公図があれば,森林境界の再現が近づくと思いますよ。
サンプル画像3枚です。
手順をメモ
(1)富山県が整備した全県民有林DEMの1区画(0.5mメッシュ,JGD2011測地系平面直角第Z系,国土基本図2500範囲)を用意する(Geotiff)。
(2)QGISのCSMap MakerプラグインでCS立体図を作成する。
(3)QGISで表示中のCS立体図を合成画像のままBMPで保存する。
(4)QGISでBMPを開き,geotiff形式でエクスポートする(CRSとしてJGD2011測地系平面直角座標系第Z系を与える(EPSG:6675))。
(5)QGISでgeotiffを開き,WGS84測地系経緯度座標系(EPSG:4326)にワープ(リサンプル)し,Geotiff形式で保存する。
(6)Google Earth ProでGeotiff画像を開く(開くメニューでGeotiffを選択)。
画像の分解能が高過ぎると警告が出るので,「Super Overlayを作成」をクリックする。
※(5)の途中までは本ブログの過去記事に載ってます。
Super Overlayの278個のファイルたちです。
過去写真のオルソとCS立体図と森林簿と公図があれば,森林境界の再現が近づくと思いますよ。
2022年06月23日
LitchiでDEMをインポート
LitchiのMission HubでインポートできるDEMは,「WGS-84 Esri ASCII Grid」形式です。
村上拓彦先生のLitchiの解説(森林計画学会誌)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfp/53/2/53_89/_pdf
には,「Litchiが対応しているのはASCIIフォーマットのみであるので,ラスターからASCIIに変換する(「ラスター→ASCII」を実行)。」
とさらりと書いてあるのですが,具体的な方法が書いてなく,おそらくESRI社のGISソフトからはエクスポートできるのでしょうが,私は持っていない(アンチESRI派)ので,できません。
これはどういう形式なのか,よくわからずに悩んでいろいろ調べて,どうやら,Arc/Info時代の標高データ交換用のフォーマットであることがわかりました(ヘッダ情報+スペース区切りの標高値の羅列)。
私が長年愛用しているTNTmipsではエクスポートできません。
QGISからエクスポートできると書いてあるサイトもありましたが,私が試した限りでは,エクスポートできませんでした。
見つけました。
QGISをインストールすると漏れなくおまけ(失礼)としてインストールされるSAGAがこの形式のエクスポートをサポートしてました。
SAGAについては,約10年前に,マイブームでいろいろいじったことがあります。
興味のある方は,当ブログの右列にある検索窓に,「SAGA」と入力してみてください。
本題です。
予めWGS84測地系の経緯度座標系(地理座標,測地座標,LatLon)に変換したDEM(Geotiff形式)をSAGAで表示し,SAGAからESRIのASCII Grid方式でエクスポートし,さらにMission Hubでインポートするまでの画面10枚です。
いずれ地盤面(DEMの標高値)から数十メートル(スギの最大樹高(約30m)+余裕高)上を飛ぶミッションを作って遊んでみたいと思いますが,とりあえずインポートできないのが悔しかったのでやってみただけです。
読者の皆さんの参考になれば..
村上拓彦先生のLitchiの解説(森林計画学会誌)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfp/53/2/53_89/_pdf
には,「Litchiが対応しているのはASCIIフォーマットのみであるので,ラスターからASCIIに変換する(「ラスター→ASCII」を実行)。」
とさらりと書いてあるのですが,具体的な方法が書いてなく,おそらくESRI社のGISソフトからはエクスポートできるのでしょうが,私は持っていない(アンチESRI派)ので,できません。
これはどういう形式なのか,よくわからずに悩んでいろいろ調べて,どうやら,Arc/Info時代の標高データ交換用のフォーマットであることがわかりました(ヘッダ情報+スペース区切りの標高値の羅列)。
私が長年愛用しているTNTmipsではエクスポートできません。
QGISからエクスポートできると書いてあるサイトもありましたが,私が試した限りでは,エクスポートできませんでした。
見つけました。
QGISをインストールすると漏れなくおまけ(失礼)としてインストールされるSAGAがこの形式のエクスポートをサポートしてました。
SAGAについては,約10年前に,マイブームでいろいろいじったことがあります。
興味のある方は,当ブログの右列にある検索窓に,「SAGA」と入力してみてください。
本題です。
予めWGS84測地系の経緯度座標系(地理座標,測地座標,LatLon)に変換したDEM(Geotiff形式)をSAGAで表示し,SAGAからESRIのASCII Grid方式でエクスポートし,さらにMission Hubでインポートするまでの画面10枚です。
いずれ地盤面(DEMの標高値)から数十メートル(スギの最大樹高(約30m)+余裕高)上を飛ぶミッションを作って遊んでみたいと思いますが,とりあえずインポートできないのが悔しかったのでやってみただけです。
読者の皆さんの参考になれば..