2021年12月12日

マザーボード雑感

パソコンの自作と言うと,部品から作るような響きがありますが,私,部品は作れず,部品を組み合わせてひとつのPCにするだけなので,
自組み(じぐみ)と呼ぶことにします。

私はPC地組み歴約30年です。
DOS/Vマガジン(すでに廃刊)の創刊号を持ってます。
今度画像載せます。

おもて表示です↓
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うら表紙です↓
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裏表紙の手前の広告です↓
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(マザーボードに関する最近のメモ)
・アマゾンブラックフライデーで1万円未満で買ったAS ROCKのB550チップM/BはオンボードLANが死んでいて速攻返品,返金受けた。
・前にも一度,アズロックのマザーボードでオンボードLANが最初から死んでたことがあったので,アズロックのマザボは二度と買わない。
・アズロック(as rock)は,岩のように堅牢だから(アズ)ロックなのに,いつの間にか,(アス)ロックと日本で呼ばれるのが気に入らない。
・私が買うマザーボードは1万円以下がメインで,1万円を超えると高い買い物と感じる。
・ASUSは「あすーす」と発音してと会社が言っていたのに,いつの間にか,「えいさす」や「エイスース」になってしまったのが気に入らない。
・ASUSのマザボはBABY/ATの規格から,これまでおそらく30枚以上使ってきたが,壊れたことがない。
・ASUSのマザボでは,USB3.1のコネクタに接続部を逆差ししてピンを1本折ってしまったのが唯一の故障だ。
・ASUSのマザボは安定しすぎていて面白くない。
・GIGABYTEのマザボは,型番の頭にいつも「GA」が付いてやたら長いのが気に入らない(最近はGAが取れた?)。
・BIOSTARのマザボは安くて堅牢で好きだったが,先日ドスパラ専用モデルを8千円程で買ったら,電源を入れてもうんともすんとも言わず,返品,返金を受けた。好きなメーカーだったけど,嫌いになった。
・MSIのマザボは何枚か使っていて,特に可もなく不可もないが,特徴がない。安売りしていれば買うかな?
・B550(AMD用)とB560(Intel用)のチップセットの型番が紛らわしくて腹が立つ。
・型番の古いマザボがたまって,捨てるのに困っている。


追伸)
今度,職場のMetashape専用機の解説を動画で撮って,「森林ドローン研究室」にアップしよう!
cpu: amd ryzen 5950X 9.2万円
gpu: rtx 3070 9万円
ram: 32gb x4 = 128gb 6万円
全部自腹だぜ。
参ったか。








posted by Dr.koba at 06:52| Comment(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月06日

QGISでNDVI画像を切り出す

先日県内某研究所の研究員から,ドローン空撮画像からPix4Dmapperで作成したNDVI画像を,任意の領域で切り出し,その領域内の統計値(平均値)を見たいのだがどうすればよいか?という質問を受けました。

私が普段使っているTNTmips(85万円)ではどうやればよいか,すぐにイメージが浮かんだのですが,QGIS(0万円)ではどうやればいいのか?,私にもわかりませんでした。

ネットで調べたり,試行錯誤して,なんとかできました。
ここが参考になりました。
https://lemulus.me/trygis/polygon-create-edit
冒頭から,「レイヤ」であるべきところが「ベクタ」と誤記もありますが..

マルチスペクトルカメラで撮影した画像をPix4Dmapperのデフォルトで処理すると,WGS84測地系,UTM座標系のNDVI画像ができます。
Geotiffなので,QGISですぐ開けます。

QGISで開いたところ↓
ndvi切り出し_01.png

画像のプロパティで情報を表示すると,画像の統計値が見られます↓
ndvi切り出し_02.png

ndvi切り出し_03.png

ヒストグラムも見られます↓
ndvi切り出し_04.png
NDVI=(NIR−R)/(NIR+R)であり,
近赤外域(NIR)が0のとき,NDVI=−1(マイナス1)となり,
可視域赤(R)が0のとき,NDVI=1(プラス1)となります。
−1.0<=NDVI<=1.0
この画像は北側にNIRが小さい,海を含むので,マイナスもあります。

切り出し用の領域ポリゴン(注目領域,ROI(Region of interest)を作ります↓
ndvi切り出し_05.png

切り出し元のNDVI画像があるフォルダを指定し,「領域A」という名前をつけて,ジオメトリタイプでポリゴンを選ぶ
ndvi切り出し_06.png

「領域A」というレイヤが作成され,レイヤリストに表示される
ndvi切り出し_07.png

ndvi切り出し_08.png

ndvi切り出し_09.png

ndvi切り出し_10.png

ndvi切り出し_11.png

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ndvi切り出し_13.png

ndvi切り出し_14.png
編集モードを終了しないと,切り出しに失敗します(私,何度も引っ掛かりました)。

ndvi切り出し_15.png

NDVI全体画像を領域Aで切り出します↓
ndvi切り出し_16.png

ndvi切り出し_17.png

ndvi切り出し_18.png

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ndvi切り出し_20.png

ndvi切り出し_21.png

ndvi切り出し_22.png

ndvi切り出し_23.png

ndvi切り出し_24.png


切り出した領域のNDVIの統計値を見ます↓
ndvi切り出し_25.png

ndvi切り出し_26.png
はいっ。この平均=0.55542・・が,質問者が欲しかった答えになります。


ndvi切り出し_27.png

ndvi切り出し_28.png

切り出したのは陸地の領域(クロマツ林の林縁部)なので,マイナスが消えましたよ。


posted by Dr.koba at 14:45| Comment(0) | QGIS(無料GISソフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする