林業ドローンの大敵は,送電線と送電鉄塔です。
空撮予定範囲内に鉄塔や送電線があるとぞっとします。
私は,
Google Earth画像などで離陸地点を探索したのち,現地の下見に行く際には,
(a )離陸予定地点
と,
(b) 撮影範囲内の最も高い送電鉄塔の頂上
の高低差を計測します。
計測のイメージです。

Phantom 4シリーズやMavic 2シリーズによる計測には,DJI GO 4(手動操縦撮影アプリ)を使います。
計測に先立ち,というか,DJIのドローンを買ったらすぐにやるべき設定が2つあります。
それらは,
(1)グリッドと対角線の表示設定
(2)ジンバルピッチの限界角度を0度(水平)に設定
のふたつです。
(1)は,送電線の頂上にカメラを合わせる際の照準として使います。
(2)は,送信機の前側左下(左手人差し指で操作)のジンバルピッチ変更ダイヤルの限界が0度になるようにするためです。
デフォルトでは30度(上目遣い)まで上がりますが,レンズを水平に保つ(ダイヤルを動かしても限界が0度)ために,この設定が便利です。
次の二つの記事で,設定方法を説明します。
posted by Dr.koba at 05:45|
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