2014年04月26日

電子地形図25000(1)

国土地理院の電子地形図25000https://net.jmc.or.jp/digital_data_gsiol_denshiChizu25000.html
をカシミール3D用画像に変換する手順をメモしておきます。

インターネット接続環境があるオフィス内でカシミール3Dを使う分にはオンラインで地図画像が表示されるのでこんな処理は必要ありませんが,オフライン(例えば自動車+ノートPC+カシミール3D+GPSロガーで森林状況をざっと見回ったりする場合)で地図表示をしたいときに必要になります。

今回使用するのは,平成25年11月に購入した,電子地形図25000の定型図郭版の富山県全域分です。

画像は,Tif+Tfwで買いました。

JGD2000測地系,UTM座標系第53帯を指定して,TNTmipsでインポートした画像です。
単品の画層と位置情報です↓。
電子地形図25k_01.gif

電子地形図25k_02.gif
セルサイズ(1画素あたりの地上距離)は東西とも約1.25mになっています。

全県分の画像です↓。
電子地形図25k_03.gif

カシミール3Dで表示するために,測地座標系(経緯度座標系)へリサンプルしました↓。
電子地形図25k_04.gif

電子地形図25k_05.gif

電子地形図25k_06.gif

TNTmipsの日本代理店のサイトから,JGD2000測地系の2次メッシュ図郭ポリゴンデータ(全国分が1つのレイヤ)をダウンロードし,富山県分について,独立したレイヤ(1ポリゴン1レイヤ)に加工しました(結構面倒くさい)。

2次メッシュポリゴンを重ねて表示したところ↓。
電子地形図25k_07.gif

電子地形図25k_08.gif

2次メッシュポリゴンを使って,地図本体を切り出したところ↓。
電子地形図25k_09.gif

電子地形図25k_10.gif

切り出した単品画像全てを接合(モザイク)したところ↓。
電子地形図25k_11.gif

セルサイズは,オリジナルの約1.25mでは細かすぎ,約5.0mでは粗すぎたので,2.5mにリサンプルしました↓。
電子地形図25k_12.gif

色数は,オリジナルの24bitでは重いので,8bitに減色しました↓。
電子地形図25k_13.gif

オリジナル(耳付き単品画像,JGD2000測地系,UTM53系,1.25m分解能,1677万色)
から
加工後(耳なし接合画像,JGD2000測地系,測地座標系,2.5m分解能,256色)
になりました↓。
電子地形図25k_14.gif

(1)TNTmips編おわり

2014年02月08日

森林計画図をカシミール3Dで開く

さあ,いよいよカシミール3Dで森林計画図のbmp画像(QGIS v2.0.1で作成)を開く時が来ました。

カシミール3Dを起動して,ファイル/地図を開をクリック↓
計画図k3d_02.gif

地図を開くウィンドウで,[新しい地図を開く]をクリック↓
計画図k3d_03.gif

前の記事でQGISから出力したbmp画像を選んで[開く]をクリック↓
計画図k3d_04.gif

地図情報の設定ウィンドウが開く↓。
計画図k3d_05.gif

地図のタイトルに,「立山町_森林計画図」とでも入力する↓。
計画図k3d_06.gif

「計画図のwarp」記事の最後に載せた左上と右下の経緯度↓
計画図k3d_6b.gif

を参考に,同じ緯度,経度を入力する↓。
計画図k3d_09.gif

地図測地系の右下矢印をクリックし,Tokyoを選ぶ↓
計画図k3d_10.gif

[作成]をクリック↓
計画図k3d_11.gif

計画図の中心が表示される↓。
計画図k3d_12.gif

少しずらしてみたところ↓。
計画図k3d_13.gif

富山県森林研究所周辺を表示したところ↓。
計画図k3d_14.gif

位置連れの有無の確認のため,市町村界のe00ファイルを表示してみる↓。
計画図k3d_15.gif
(旧)市町村界e00ファイルの作成法はこの記事に書きました↓。
http://gpsrsgis.seesaa.net/article/383205920.html

境界沿いに地図をずらしたところ↓
計画図k3d_16.gif
立山町をぐるっと一周して,計画図の市町村界とe00の市町村界が大きくずれていないかをチェックする。

ずれがなければカシミール3Dを終了する。
できたファイルのエクスプローラー画面↓
計画図k3d_17.gif
bmpはそのままで,新たにhdrファイルができている↓。

hdrファイルの中身を表示したところ↓
計画図k3d_18.gif

8bitのビットマップ画像はカシミール3Dで圧縮できるので,
ツール/地図画像ツール/ビットマップ地図の圧縮をクリック↓
計画図k3d_19.gif

ファイルを選んで[OK]をクリック↓
計画図k3d_20.gif

開くウィンドウで[はい]をクリック↓
計画図k3d_21.gif

少し待つと圧縮が終わるので,開くダイヤログで[はい]↓
計画図k3d_22.gif

圧縮された地図(cmp)の中心が表示される↓。
計画図k3d_23.gif

カシミール3Dは終了してよい。
最終のエクスプローラ画面↓
計画図k3d_24.gif
bmp(232.4MB)からcmp(約6.4MB)へとファイルサイズが激減し,ディスクスペースの節約になった。
※cmpとhdrはセットなので,名前を変えたりする場合は,2つとも同じ名前に変えること!

めでたしめでたし。

「計画図をカシミール3Dで開く」おわり

AM県やHG県その他の森林基本図,森林計画図がQGIS,カシミール3Dで表示できるようになり,必要に応じてガーミンGPS用に切り出しができるようになることをお祈りしております。

2014年01月13日

林班の外周と中心をカシミール3Dで表示3

林班中心のcsvからgdb(ウェイポイント)データを作って表示する手順をメモする。

TNTmipsで作った林班中心のcsvファイルをダブルクリックする↓。
d_林班中心_01.gif

Excel(インストールしてあれば)が起動する↓。
d_林班中心_02.gif

一番左に列を挿入する↓。
d_林班中心_03.gif

A列1行目に,「;種別」と手入力する(";"は半角のセミコロン)
d_林班中心_04.gif
カシミール3DのGPSファイルツールプラグインのマニュアルはここ↓
http://www.kashmir3d.com/plugin_manual/readme_gpsfiletool.html

A2セルに「W1」,A3セルに「W2」と半角で入力する↓。
d_林班中心_04.gif

A3セル右下をつまんで最下行まで引っ張り,連続データを発生させる↓。
d_林班中心_06.gif

連続データを発生させたところ↓
d_林班中心_07.gif

B,C,D列の項目名は以下のようになっているが↓,
d_林班中心_08.gif

それらを,「名称」,「緯度」,「経度」に書き換える↓。
d_林班中心_09.gif

csvファイルを上書き保存する↓。
d_林班中心_10.gif

カシミール3Dで,ツール/GPSファイルツール/CSV形式から読み込み[ddd.dddd形式]を選ぶ↓。
d_林班中心_11.gif
GPSファイルツールプラグインが必要です。

先ほどExcelで編集したcsvファイルを指定して[開く]をクリック↓。
d_林班中心_12.gif

林班中心点が赤ピンで表示される↓。
d_林班中心_13.gif

編集/GPSデータ編集を選び↓,
d_林班中心_14.gif

開く窓でウェイポイントをダブルクリックすると↓,
d_林班中心_15.gif

中心点の一覧が表示される↓。
d_林班中心_17.gif

ポイント名を1個選び,CTRL+Aキーを押して全ポイントを選び↓,
d_林班中心_18.gif

編集/標高の変換を選んで,地図から標高を求めて書き換えるをチェックすると↓,
d_林班中心_19.gif
標高データが重ねて表示されていれば,その標高値が各点の標高値として記録される。
この例では標高データは重ねてないので書き換えはしていない。

カシミール3Dの右上の[X]をクリックすると開くGPSデータの保存ダイアログで「はい」を選び↓,
d_林班中心_19.gif

csvファイルと同じ名前の,「魚津_林班中心」と命名して.gdbファイルを保存する↓。
d_林班中心_21.gif

林班中心点のgdbファイルのできあがり↓。
d_林班中心_22.gif

林班と同じ手順で,小班,筆界,施業界などのデータも,カシミール3Dで外周線と中心点が表示できます。

森林簿のExcelファイルを作り,中心点の名称と共通のIDを持つ列を作っておけば,
(1)中心点の場所→該当森林簿レコード(カシミール3D → Excel)
(2)特定の森林簿レコード→中心点の場所(Excel → カシミール3D)
というように,疑似GIS的な作業が可能となります。

http://gpsrsgis.up.seesaa.net/image/E7A094E7A9B6E5A0B1E5918A_k3d.pdf
のp.19,20参照

第3部おわり
<完>

特記メモ)
今日,2014年1月13日,富山第一高校が全国高校サッカー選手権で優勝しました。
万歳!