2014年01月13日

林班の外周と中心をカシミール3Dで表示3

林班中心のcsvからgdb(ウェイポイント)データを作って表示する手順をメモする。

TNTmipsで作った林班中心のcsvファイルをダブルクリックする↓。
d_林班中心_01.gif

Excel(インストールしてあれば)が起動する↓。
d_林班中心_02.gif

一番左に列を挿入する↓。
d_林班中心_03.gif

A列1行目に,「;種別」と手入力する(";"は半角のセミコロン)
d_林班中心_04.gif
カシミール3DのGPSファイルツールプラグインのマニュアルはここ↓
http://www.kashmir3d.com/plugin_manual/readme_gpsfiletool.html

A2セルに「W1」,A3セルに「W2」と半角で入力する↓。
d_林班中心_04.gif

A3セル右下をつまんで最下行まで引っ張り,連続データを発生させる↓。
d_林班中心_06.gif

連続データを発生させたところ↓
d_林班中心_07.gif

B,C,D列の項目名は以下のようになっているが↓,
d_林班中心_08.gif

それらを,「名称」,「緯度」,「経度」に書き換える↓。
d_林班中心_09.gif

csvファイルを上書き保存する↓。
d_林班中心_10.gif

カシミール3Dで,ツール/GPSファイルツール/CSV形式から読み込み[ddd.dddd形式]を選ぶ↓。
d_林班中心_11.gif
GPSファイルツールプラグインが必要です。

先ほどExcelで編集したcsvファイルを指定して[開く]をクリック↓。
d_林班中心_12.gif

林班中心点が赤ピンで表示される↓。
d_林班中心_13.gif

編集/GPSデータ編集を選び↓,
d_林班中心_14.gif

開く窓でウェイポイントをダブルクリックすると↓,
d_林班中心_15.gif

中心点の一覧が表示される↓。
d_林班中心_17.gif

ポイント名を1個選び,CTRL+Aキーを押して全ポイントを選び↓,
d_林班中心_18.gif

編集/標高の変換を選んで,地図から標高を求めて書き換えるをチェックすると↓,
d_林班中心_19.gif
標高データが重ねて表示されていれば,その標高値が各点の標高値として記録される。
この例では標高データは重ねてないので書き換えはしていない。

カシミール3Dの右上の[X]をクリックすると開くGPSデータの保存ダイアログで「はい」を選び↓,
d_林班中心_19.gif

csvファイルと同じ名前の,「魚津_林班中心」と命名して.gdbファイルを保存する↓。
d_林班中心_21.gif

林班中心点のgdbファイルのできあがり↓。
d_林班中心_22.gif

林班と同じ手順で,小班,筆界,施業界などのデータも,カシミール3Dで外周線と中心点が表示できます。

森林簿のExcelファイルを作り,中心点の名称と共通のIDを持つ列を作っておけば,
(1)中心点の場所→該当森林簿レコード(カシミール3D → Excel)
(2)特定の森林簿レコード→中心点の場所(Excel → カシミール3D)
というように,疑似GIS的な作業が可能となります。

http://gpsrsgis.up.seesaa.net/image/E7A094E7A9B6E5A0B1E5918A_k3d.pdf
のp.19,20参照

第3部おわり
<完>

特記メモ)
今日,2014年1月13日,富山第一高校が全国高校サッカー選手権で優勝しました。
万歳!

2014年01月12日

林班の外周と中心をカシミール3Dで表示1

TNTmipsで,カシミール3D用の林班外周線(.e00)と林班中心点(.gdbのウェイポイント)を作成する手順をメモしておく。

例示する林班データは,森林GISからエクスポートしたShapeファイルをTNTmipsでインポートし,加工したものである。

まず初めにShapeファイルインポート時の注意点を書く。

Shapeファイルのインポート窓↓で,[次]をクリックし,
aインポート1.gif

開く窓で,「ポリゴナル」を選び,標準属性テーブルの生成にチェックを入れること↓。
aインポート2.gif
標準属性テーブルがないと,林班ポリゴンの中心座標をカシミール3Dへ渡せないので。

TNTmipsで林班ポリゴンデータを開いたところ↓。
b_mips_01.gif
左下が林班名が格納された属性データベース,右下(POLYSTATS)が,Shapeインポート時にチェックした,標準属性テーブルで,ポリゴンの面積や中心x座標(CentX),中心y座標(CentY)が格納されている。

このデータはこの時点ではJGD2000測地系の19座標系第VII系の座標を持っている↓。
b_mips_02.gif

これを,リプロジェクトモジュールで,WGS84測地系の経緯度座標系(ジオグラフィック)へ変換する↓。
b_mips_03.gif
カシミール3Dは.e00ファイルの座標値が,WGS84測地系の経緯度座標系であると解釈して描画するので,この変換が必要となる。

変換後のオブジェクトの範囲↓。
b_mips_04.gif

今度は右下のPOLYSTATSの中心座標値が,経度(CentX)と緯度(CentY)になった↓。
b_mips_05.gif

林班名が格納されているデータベースで,テーブル/プロパティをクリック↓。
b_mips_06.gif

テーブルプロパティ窓が開く↓。
b_mips_07.gif

左上のフィールドの追加アイコンをクリック↓
b_mips_08.gif

フィールド名を,lat(緯度)とし,フィールドタイプを数値処理,幅10,小数点以下5桁まで表示と設定し,スクリプトの編集をクリック↓。
b_mips_09.gif

開いたスクリプト編集窓で,フィールドの挿入アイコンをクリック↓。
b_mips_10.gif

こんな窓が開く↓。
b_mips_11.gif

Internal右側の下向き矢印をクリックし,POLYSTATSを選ぶ↓。
b_mips_12.gif

Areaの右側矢印をクリックし,CentY(緯度なのでY座標)を選ぶ↓。
b_mips_13.gif

選び終わったところで挿入をクリック↓。
b_mips_14.gif

スクリプト編集窓がこんな風になる↓。
b_mips_15.gif
これは,データベース名とフィールド名をピリオドで連結したもの。

latフィールドに,中心y座標を入れる準備ができたので,okを押す↓。
b_mips_16.gif

林班データベースにlat列が追加され,中心の緯度値が転写されたところ↓。
b_mips_17.gif
latの文字が青色で表示されている。

latをマウスで右クリックし,計算フィールドを固定化を選ぶ↓。
b_mips_18.gif

開く窓で「はい」をクリック↓
b_mips_19.gif

latの文字が黒色で表示され,中心緯度値が固定化された↓。
b_mips_20.gif

再びテーブルプロパティでフィールドの追加を選び↓,
b_mips_21.gif

今度はlon(経度)と名前を付け,スクリプト編集をクリックし↓,
b_mips_22.gif

CentX(経度なのでX座標)を指定したところ↓。
b_mips_23.gif

lonフィールドが計算されたところ↓。
b_mips_24.gif

lonフィールドを固定したところ↓。
b_mips_25.gif

テーブル/別名保存をクリック↓。
b_mips_26.gif

フォーマットはcsv(カシミール3DのGPSファイルツールプラグイン用),見出し左にチェックしてok↓。
b_mips_27.gif

ここでは,「魚津_林班中心」と命名してok↓。
b_mips_28.gif

エクスポートモジュールで,ARC-E00-VECTOR(e00)を選んで次へ↓。
b_mips_29.gif

WGS84の経緯度に変換した林班ポリゴンを選んでOK↓。
b_mips_30.gif

エクスポートパラメータ窓で,ラインにチェックを入れて,出力↓。
b_mips_31.gif
カシミール3Dはe00のラインにのみ対応している。

「魚津_林班外周」と命名してOK↓。
b_mips_32.gif

エクスポート中↓
b_mips_33.gif

エクスポート終了↓
b_mips_34.gif

ここまでで,
・魚津_林班中心.csv(さらに加工が必要)
・魚津_林班外周.e00
の2つのファイルができた。

第1部おわり

2014年01月11日

森林計画図をカシミール3Dで表示

講演会のスライド用に,キャプチャ画像をいくつか作ったので,こっちにも載せておきます。

TNTmipsで,森林計画画像をカシミール3D用画像に変換する手順の抜粋です。

スキャンした地図画像の四隅に位置情報を与えたところ↓。
立山計画図_01.gif

左下隅を拡大したこところ↓。
立山計画図_02.gif
平面直角座標系,第VII系の,
東西座標=16(km),南北座標=66(km),第VII系の原点は岐阜県内にある。

座標値はメートル(m)単位で入力する↓。
立山計画図_03.gif

地図画像本体(図郭内)を切り出したところ↓。
立山計画図_04.gif
実際は,切り出す前に一度リサンプルを掛けて,スキャン時の地図の方向ずれ(紙が少し斜めにスキャナに吸い込まれてしまった場合など)を修正している。

立山町全体のモザイク(接合)前↓
立山計画図_05.gif

モザイク後↓
立山計画図_06.gif

この状態では,計画図オリジナルの,Tokyo測地系,19座標系,第VII系になっている↓。
立山計画図_07.gif

これを,カシミール3Dが唯一サポートする,測地座標系(geographic)に変換する。
リサンプルモジュールでモザイク画像を選び↓
立山計画図_08.gif

出力参照系として,Tokyo測地系のgeographic(ジオグラフィック)を選ぶ↓。
立山計画図_09.gif
リサンプル処理は,全ての画素を並べ替えるので,時間が掛かるが,必須の処理である。

リサンプル後のモザイク画像の範囲↓。
立山計画図_10.gif
青四角で囲んだ,左上と右下の緯度,経度を後でカシミール3Dで手入力する必要がある。

ビットマップ形式(.bmp)でエクスポートするところ↓。
立山計画図_11.gif
実際は,エクスポート前に,白黒1bit(白=0,黒=1)を,グレースケール8bit(白=0,黒=255)に変換している。これは,カシミール3Dが1bitのビットマップ画像を読めないからである。

カシミール3Dから,ビットマップの計画図を初めて開くところ↓。
立山計画図_12.gif

先ほどの緯度,経度値を赤四角内に手入力する↓。
立山計画図_13.gif
地図測地系はTokyoを選ぶ。

立山町の森林計画図が開いたところ↓
立山計画図_14.gif
ここで,市町村界のe00ファイルを重ねて表示し,境界付近を眺め回すと,先ほどの緯度,経度の入力間違いがないかどうかチェックできる。
この後,bmpをcmpに圧縮してやれば,ファイルサイズが小さくなる。

以上,だいぶ端折ったが,おわりです。