2019年05月12日

GPS衛星だけでFix解が出た!

先週,氷見市某所でReach RS+による静止測量をやってきました。

RTKLIBによる後処理解析をやると,T2(ため池堤上の開空地で1時間放置)でもFIX解が出ませんでした。

T2を含む調査地の位置図です↓。
T2位置図.gif


最寄りの電子基準点は,「氷見」と「高岡」で,どちらも10kmを少し超えるような微妙な位置にあります。

RTKLIBによる後処理解析の解説サイト,
https://hdtopography.github.io/learning/book/GNSS/3.analysis/3.analysis.html
では,測位衛星として,
========================
(1)GPS(米国の測位衛星群)
(2)GLONASS(ロシアの測位衛星群)
(3)QZSS(みちびき)
========================
の3種類を使う画面が載っていますが,GPS衛星だけを使う画面も載っており,GLONASSとQZSSを除外したらどうなるかをやってみることにしました。

結果です。

まずは,3衛星の場合のExcel画面です↓。
FIX解なし_3衛星.gif
測位時間約1時間の間,全ての時間帯でQ=2(フロート解)のままで,FIXしていません。

次に,1衛星(GPSのみ)の場合の画面です↓。
FIX解あり_1衛星.gif
測位開始10分強過ぎ(GPS時間:2時7分,日本時間:11時7分)あたりからQ=1が最後まで続き,ずっとFIXしています。

<教訓>
「3衛星群でFIX解が出ない場合でも,
GPS衛星群だけを使うとFIX解が出る場合がある。」


またひとつ賢くなりました。


posted by Dr.koba at 10:05| Comment(0) | GPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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