2017年11月21日

高度8.5mの誤差

昨日の現場ですが,
・ヘリポート上に置いたPHANTOM 4 PROで写真を撮り,
・ヘリポートの緯度経度をガーミンOregon650で計り,
・ヘリポートの標高を地理院地図で計測すると308.600mでした↓。
地理院地図_308p6m.gif

・PHANTOM 4 PROの高度0m(ヘリポート上)の高度気圧計の高さを地理院地図の高さに合うように全ての写真のexif情報を補正し,

・PhotoscanでDSMとオルソモザイクを作り,
・ヘリポートの中心にマウスを当てて標高を計測すると,317.108mでした↓。
沢川ヘリポート_317p108m.gif

317.108−308.600=8.508m

9m近くもずれたら,樹頂点の高さから地理院DEMの高さを引いて樹高を求めるという方法が使えませんね。

同じ現場の第2フライトでも9.416mずれました。

調べてみたら,この記事の現場でも10.600mずれていました。
※この現場はヘリポートから直接自動離陸,計測したので,手動離陸+GPS衛星捕捉作戦とは無関係です。

これは,PhotoScanのバグですか?
せっかくexiftoolで補正しても,意味ありませんね。

困ったなあ。

どなたか何でもいいので,思いつくことを教えてください。

よろしくお願いします。



posted by Dr.koba at 10:49| Comment(6) | ドローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またまたお邪魔します。

質問です。
GCP(グラウンド・コントロール・ポイント)は入れられてますか?

sfm解析で出来た3dモデルは歪んでできることがあるので、対空標識を置いてモデルの校正をします。
その際に使うのがGCPでモデルの数か所に実際に測量した座標を入れることによりモデルの校正をします。

これをしないと場所によっては数十メートル位変わります。
Posted by 大石善一 at 2017年11月21日 22:29
大石さま,コメントありがとうございます。

私はGCPを使っておりません。

土木系の測量では対空標識(GCP)を置き,その標識をトータルステーションで測量してPhotoScanにX,Y,Z座標を与えるというのを見ました。

ただ,林業の場合には,
・山林で対空標識を複数置く場所を確保するのが難しい。
・対空標識や測量器具を持ち込むのが難しい。
・地上測量もやるくらいなら,スギの木1本1本の太さと高さを測る方が早い?
などの理由により,対空標識なしでなんとかならないかと考えておりました。

でもやっぱり無理なのでしょうか?

何か簡便法を考え出してみたいと思っております。

Posted by Dr.koba at 2017年11月22日 05:56
ハンディーGPSやP4PのGPS自体が非常に誤差を持っているので
それらを使用する以上、数メートルの誤差は許容するしかありません。

理想では、GCP(TSやVRS(RTK)を用いたもの)を利用することが望ましいですが、そうでない場合は、UAV自体の位置を正確に取得する必要があります。RTK付UAVとか

Posted by ii at 2018年02月13日 20:26
地理院DEM(10m)からそれなりの樹高が出せるのか気になったので
私の持っている写真測量(P4P:測量誤差5p)のデータで
得たDEM及びDSMを使って比較してみたところ、±5mまで
の誤差を許容するのであれば7割方可能なようです。
ただ、一部急斜面では、10m前後の誤差があるようです。

参考までに
Posted by ii at 2018年02月14日 12:09
iiさま。貴重な情報提供ありがとうございます。
既存のDEMだとやはり数メートルの誤差が出ますか。
参考になります。
地理院のDEMを使わない方法も考えてみます。
取り急ぎお礼まで。
Posted by Dr.koba at 2018年02月15日 05:32
高さの調整についてこちらの記事が役にたちそうなのでお知らせします。
agisoftのforumの
topic=4986.msg40010#msg40010

をご確認ください。
Posted by ii at 2018年02月17日 10:23
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