2020年03月28日

DG-PRO1RWSのRAWデータ収集用設定

DG-PRO1RWS(2周波RTK)でRAWデータを収集(製紙測位)する際の手順等をメモしておく。

以下のメモは,スマホがファーウェイnova lite(PRA-LX2,Android 8.0)の場合であり,他のスマホでは違うかも。
(1)古いスマホをデータ格納用に使用する場合は,常用スマホ(gmailを送受信する)とは別のGoogleアカウントを取得して使用すること。

(2)SDカートが挿入できる機種でも,無用なトラブル防止のため,SDカードは使用せず,ログデータは内蔵ストレージに格納すること。

(3)Google Playからアプリ(Drogger-GPS)をインストールする。

(4)スマホの設定で,擬似ロケーションを有効化(RWSの取扱説明書参照)すること。

(5)スマホのBluetooth設定で,RWSとのペアリングを忘れるな。

(6)Bluetoothのキープアライブメッセージを送信するをOFFからONへ変更
※RWSでは必要ないかもしれないが,ひとつ前の機種の"RW"では必須

(7)GLONASSをOFFからONに変更

(8)BeiDouをONからOFFに変更
(地理院の電子基準点ではBeiDouを受信していない,これをONにしていると,Bluetooth通信のデータが溢れ,ログデータがスマホに記録できない,すぐ途切れる等々トラブル多発,BeiDouそのもののせいではない)

(9)計測更新レートはデフォルトの10Hzでよい。

(10)ログ採取の頻度はデフォルトの1Hzでよい。

(11)ひとつのログサイズ:5MB→500MBへ変更(例:1時間のRAWデータは約6MBだった)

(12)ログ領域のサイズ:500MB→5000MB(適当に増やしておく)

(13)Rawデータを記録する:OFF→ONへ変更

(14)RWSへの給電は,取扱説明書に書いてあるとおり,。ANKER 社の Power Core+ miniを使用すること。

取扱説明書はここから↓。
https://www.bizstation.jp/ja/drogger/dg-pro1rws_index.html?tab=support_manual

以上,忘れないないように -> 自分

ここまでたどり着くのにずいぶんと時間を消費しました。
販売元のビズステーションさんにもサポートお世話になりました。


というわけで,やっと安定してRAWデータが取れる設定を見つけたので,研究所裏山三角点で,RWとRWSをそれぞれ1時間ずつ静止測位してみました↓。

測位中.gif
この写真はRWでの測位中。

立山.gif
この写真はRWSの測位中に,展望台から立山連峰を入れて撮った写真。

RTKLIBでの解析結果は,RW,RWSともに,単独測位結果が出るだけで,FIX解はおろか,フロート解も出ませんでした。

がっかりです。

3脚を立てずに,標柱上に直接置いたのがいけなかったのか,またやってみます。

道は険しい。

3/31で定年ですよ。私





posted by Dr.koba at 09:29| Comment(0) | GPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

2周波RTK受信機でBluetoothが途切れまくる

新年度から本格的に使おうと思っている,
・DG-PRO1RW
・DGーPRO1RWS
ですが,
3連休前の3/19(木)に研究所裏山の三角点で静止測位を試みたところ,2機ともにBluetoothの通信(受信機->スマホ)が切れまくり,まともな静止測位ができずに1日が終わってしまいました。

室内にて,窓際にアンテナを置いて測位すると,Bluetoothは途切れずに,安定した静止測位ができます。

なぜなのか,この3連休中,ずっと考えています。

場所が悪いのか?
高圧線のケーブルと鉄塔は近くにありますが,研究所の建物の方が,三角点より,より近いです↓。
三角点と高圧線.gif

当日は風邪があったので,そのせいでしょうか?
「Bluetoothは風邪に弱い。」などということはあるのでしょうか?

室内では,アンテナと円盤を,窓の下の内側に直接置いていますが,
窓際.gif

裏山三角点では,ポールと2脚を使いました↓。
ポールと2脚.gif
ポールや2脚がBluetoothの邪魔をするのでしょうか?
受信機やバッテリーを入れているプラスチックのケースが電波を妨害するのでしょうか?
後ろに写っている展望台が電波の邪魔をするのでしょうか?


どなたか,何か気付いたことがありましたら,ぜひコメント欄にご意見をお聞かせください。

追伸)
4月からは再任用職員として週4日間,現在の研究所で仕事を続けることになりました。







posted by Dr.koba at 09:53| Comment(0) | GPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月15日

WebODMをWindowsで動かす(別の方法)

Windows PCでWebODMを動かすには,Google Cloudを使う方法もあります。

2019/11/15に金沢市で開催された「森林GISフォーラム2019年度地域シンポジウムin石川」
https://fgis.jp/archives/1275
で,林野庁造林間伐対策室長の諏訪 実さんが発表の中で少し言及し,インストールマニュアルをごく一部の方に手渡しされた(私も1部もらいました)方法です。

今回,ご本人の了解が得られたので,そのマニュアルのPDFファイルを掲載させてもらいます↓。

20191112WebODM2GoogleCloud.pdf

前回の私の記事の方法は,処理を自分のPC内で行い,それなりのスペックが要求されるのですが,Google Cloudを利用する方法では,処理はGoogle社のサーバ内で行われるので,非力なPCでもオルソやDSMが作成できます。
ただし,空撮画像は全てインターネット回線でGoogle社のサーバへアップロードする必要があります。
しかしながら、バーチャルマシンを試用しないので、Windows10 Homeでも処理が可能です。


Google CloudはUS$300分まで無料で使用でき,諏訪さんによると,
『オルソ化の費用の件。120枚600MBのオルソでのGoogle Cloud での費用は248円でした。』
とのことなので,同じ解析ならば100回以上無料でできる計算ですね。

諏訪室長と林野庁の取り組みについては,リモートセンシング学会誌の最新号に,解説が掲載されています。

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森林整備事業の申請・検査におけるリモートセンシング技術等の活用について
諏訪 実
日本リンモートセンシング学会誌 Vol.40 No.1(2020)
森林リモートセンシング特集号
26-31
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選択枝は多い方が良いですね。



posted by Dr.koba at 07:53| Comment(0) | ドローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする