2019年11月09日

山は道ずれ

「旅は道連れ」ではなく,「山は道ずれ」の話です。

先週Phantom4 Proが墜落した現場ですが,作業道が開設されています。

ドローン空撮用のGCP設置のため,作業道やその路肩において杭を打ち,ガーミンGPSMap64scとReach RS+で測量をしました。

地理院地図上にガーミンのウェイポイントを表示したものです↓。
地図.gif
道から外れているポイントが見られます。

Googleハイブリッド画面に重ねたものです↓。
衛星.gif
全ての点がちゃんと道(路肩含む)の上にプロットされます。

地理院地図とGoogle画像を重ねてみると↓
地図と衛星.gif
地理院地図の作業道(黒線)と衛星写真の作業道(白い画素の帯)は所々でずれていることがわかります。

どちらが現実に近いかというと,衛星写真の方が断然近いですね。

この場所は都市計画区外(区内は1/2,500地形図あり)なので元々地形図は1/25,000レベルしか整備されておらず,空中写真も国土地理院の撮影分担範囲から外れており,おそらくは森林基本図に載っている作業道の線形をそのまま移写したものと思われます(基本図と地理院地図の線形は一致)。

きっと日本中の山地でこのようなズレが何十万,何百万箇所も生じているのでしょうね。
(1/25,000地形図は確か12.5m位まで位置誤差が許されるはずなので,文句は言えませんが..)

みなさんも気をつけてください。

posted by Dr.koba at 10:59| Comment(0) | GIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする