2019年05月07日

QGISで画像解析

パロットBLUEGRASSに搭載されたSequoiaセンサで撮影した4バンド(G,R,RE,NIR)画像を,
Pix4Dmapperで処理すると,各バンドの反射率画像が作成されます。

Explorerの画面です↓。
0反射画像ALL.gif
波長の短いものから列挙すると,
Green(可視域緑,G)
Red(可視域赤,R )
Red_Edge{赤と近赤外域の間(勝手に「赤端」と命名する),RE}
NIR(近赤外域,NearInfraRed,NIR)

QGISで画像とヒストグラムを表示しました。
まずはGreen↓
1緑_画像.gif

2緑_noalpha_ヒスト.gif

次はRed↓
3赤_画像.gif

4赤_noalpha_ヒスト.gif

次はRE↓
5赤端_画像.gif

6赤端_noalpha_ヒスト.gif

最後にNIR↓
7近赤_画像.gif

8近赤_noalpha_ヒスト.gif


RとNIRを使ってNDVI(正規化植生指数)を計算してみます。
計算式は,
NDVI=(NIR−R)/(NIR+R)
です。
9NDVI計算1.gif

ラスタ/ラスタ計算機を開き,ラスタバンドや演算子をクリックして式を作ります↓
10NDVI計算2.gif
出力レイヤはNDVIです。

出力されたNDVIの画像です↓。
11NDVI計算3.gif
NDVI値の低い塊(黒っぽく見える)が3箇所確認できます。

NDVIのヒストグラムです↓。
12NDVI計算4.gif


さて,Pix4DmapperでSequoia画像を処理すると,自動でNDVIを計算してくれます。
その画像を呼び出して,ヒストグラムを表示したところです↓。
13NDVI計算5.gif

ふたつのヒストグラムはよく似ていますね。

というか,両者は完全に一致しています。
14NDVI計算6.gif
「完全に一致した。」は某国(亡国?)の首相の口癖ですね。

一致して当たり前で,違っていたら困ります。

このラスタ計算機を使えば,NDVI以外の植生指数,例えば,
---------------------------------------------------------------------
NDRE=(RE−R)/(NIR+RE)クロロフィル濃度
GNDVI=(NIR−G)/(NIR+G)光合成量,植物ストレス
---------------------------------------------------------------------
も計算できますね。

いずれ共同研究者である職場の同僚にやってもらいましょう。

最後に,SequoiaのRGBカメラ画像とヒストグラムも載せておきます↓。
15RGB_画像.gif

16RGB_ヒスト.gif

赤く見えるのは,NDVI値が小さかった,海岸クロマツ林のマツ枯れです。




posted by Dr.koba at 11:04| Comment(0) | QGIS(無料GISソフト) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする