一般的に,シェープファイルとして最小限必要なファイルは,
(1) xxxx.shp (点,線,ポリゴンの位置座標などが格納されている)
(2) xxxx.dbf (属性データベースの情報が格納されている)
(3) xxxx.shx (shpファイルのインデックスファイル)
の3つです。
しかしながら,この3つだけでは,GISソフトウェアは,正しい位置に図形を表示
できません。
なぜならば,その地物が,
・どの測地系
・どんな投影法
・どんな座標系
で記述されているかが分からないからです。
で,第4のシェープファイルに,
(4)xxxx.prj (測地系,投影法,座標系が格納される)
があります。
通常,(1)〜(3)だけをもらった場合には,測地系,座標系は当てずっぽう(or予
め先方に尋ねておく)でGISソフトウェアで開き,別の地図データと重ねてみて,
ちゃんと重なれば「当たり」,ずれれば「はずれ」で,当たるまで試行錯誤する
ことになります。
当たれば,そのシェープを別名で保存すると,
(1) yyyy.shp
(2) yyyy.dbf
(3) yyyy.shx
(4) yyyy.prj
の4つのファイル(おまけのファイルが付くこともある)が保存されます。
これら4つがあれば,Google Earth Proで開けるはずです。
2015年06月16日
2015年06月06日
Google Earth ProでSHPを直接表示
何を今さらと言われるかもしれませんが,Google Earth Proが無料になったのですね。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/299/299787/
Pro版はシェープファイルが直接読めるので,変換ソフト(例えばshp2kmlなど)は必要なくなりました。
ここ↓
https://www.google.co.jp/intx/ja/work/mapsearth/products/earthpro.html
のダウンロードをクリックし,下の画面で,

ユーザー名にメールアドレス(gmailでもok)を入力し,
[ライセンスキーを確認]をクリックすると,以下の画面が出るので,

ライセンスキーに,「GEPFREE」と入力してログインすると,PRO版がインストールできます。
プロ版の初期画面です。

Pro版がインストールできたら,ファイル/開くをクリックし,

開く窓の右下の[Google Earth..]の下向き矢印をクリックし,

ESRI Shape (*.shp)を選び,

表示させたいshpファイルを選んで開けば,

以下の画面になるので,名前フィールドを選び,

名前フィール用のデータが判定表示され,

色タブで[ランダムな色を私用する]を選び,[OK]を押せば,

こんな画面が出るので,

保存を押すと,こんな画面になる。

ここでレイヤにチェック(ここではAsahi_Rin.shp)を入れると,林班ポリゴンがランダムな色で表示される。

Asahi_Rin.shpを展開すると以下のようになる。

朝日町50林班をダブルクリックすると,GoogleEarthがズームされて以下のような画面になる。

この林班ポリゴンを半透明にすると,以下のようになる。

<注意>
(1)Google Earthは文字コード=UTF-8で決め打ちなので,元のシェープファイルの文字コードがShift-JISだと日本語が文字化けします。例えば,一度QGISでシェープをShift-JISで開き,UTF-8で保存し直せば文字コードがUTF-8に代わります。
(2)シェープファイルのファイル名やフォルダ名が2バイト文字だと,Google Earth Proはそのファイルを読めないようです。
ファイル名,フォルダ名には決して日本語(2バイト文字)は使わないように!
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/299/299787/
Pro版はシェープファイルが直接読めるので,変換ソフト(例えばshp2kmlなど)は必要なくなりました。
ここ↓
https://www.google.co.jp/intx/ja/work/mapsearth/products/earthpro.html
のダウンロードをクリックし,下の画面で,

ユーザー名にメールアドレス(gmailでもok)を入力し,
[ライセンスキーを確認]をクリックすると,以下の画面が出るので,

ライセンスキーに,「GEPFREE」と入力してログインすると,PRO版がインストールできます。
プロ版の初期画面です。

Pro版がインストールできたら,ファイル/開くをクリックし,

開く窓の右下の[Google Earth..]の下向き矢印をクリックし,

ESRI Shape (*.shp)を選び,

表示させたいshpファイルを選んで開けば,

以下の画面になるので,名前フィールドを選び,

名前フィール用のデータが判定表示され,

色タブで[ランダムな色を私用する]を選び,[OK]を押せば,

こんな画面が出るので,

保存を押すと,こんな画面になる。

ここでレイヤにチェック(ここではAsahi_Rin.shp)を入れると,林班ポリゴンがランダムな色で表示される。

Asahi_Rin.shpを展開すると以下のようになる。

朝日町50林班をダブルクリックすると,GoogleEarthがズームされて以下のような画面になる。

この林班ポリゴンを半透明にすると,以下のようになる。

<注意>
(1)Google Earthは文字コード=UTF-8で決め打ちなので,元のシェープファイルの文字コードがShift-JISだと日本語が文字化けします。例えば,一度QGISでシェープをShift-JISで開き,UTF-8で保存し直せば文字コードがUTF-8に代わります。
(2)シェープファイルのファイル名やフォルダ名が2バイト文字だと,Google Earth Proはそのファイルを読めないようです。
ファイル名,フォルダ名には決して日本語(2バイト文字)は使わないように!
2015年06月04日
林業白書
すっかりご無沙汰しておりました。
最近出た林業白書に我々(富山県森林研究所+新川森林組合)の取り組みが掲載されました↓。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/26hakusyo/zenbun.html
の,
第III章 林業と山村
第1節 林業の動向(PDF:1,658KB)
の,p.99の下です↓。

「はく」しょに載って「はく」がつきました?
最近出た林業白書に我々(富山県森林研究所+新川森林組合)の取り組みが掲載されました↓。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/26hakusyo/zenbun.html
の,
第III章 林業と山村
第1節 林業の動向(PDF:1,658KB)
の,p.99の下です↓。

「はく」しょに載って「はく」がつきました?